DiaMond Live Seminar ~病態にあわせた糖尿病治療のアプローチ~

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【総合司会】山内 敏正先生(東京大学大学院医学系研究所 糖尿病・代謝内科 教授)

【講演Ⅰ】坊内 良太郎先生(国立国際医療研究センター病院 副糖尿病総合診療センター長/同研究所糖尿病情報センター臨床情報研究室長)

【講演Ⅱ】土屋 恭一郎先生(山梨大学大学院 糖尿病・内分泌内科学教室 教授)

​【講演Ⅰ】「日本人データで切り拓くこれからの糖尿病治療」
日本人と欧米人では2型糖尿病の病態が異なることなどから、日本糖尿病学会は長らく病態に応じた薬剤選択を推奨してきた。2022年夏に適切な薬剤選択に資するツールとして「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」が発表され、2023年秋に改定第2版が発表された。本講演ではアルゴリズムの概要、改定のポイントについて概説する。さらに、より良い日本人2型糖尿病治療実現に向けた日本人データの重要性に関して、J-DREAMS やMISSION-DM-ENDO(MDE)等の解析結果を紹介する。

【講演Ⅱ】「HbA1c の目標値を再考する:早期治療強化の重要性」
我々が目指すべき糖尿病治療は、合併症の発症・進展阻止、高齢化に伴う併存症の予防・管理、また、社会における糖尿病スティグマの除去を通じて、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLをもたらすことである。血糖マネジメントにおいて、血糖正常化を目指す際の目標は「HbA1c6.0%未満」である。しかし、医療従事者側は、合併症予防のための目標である「HbA1c7.0%未満」を達成することで十分と考えていることも多い。昨今では多くの糖尿病治療薬が発売され、低血糖リスクが少なく厳格な血糖マネジメントも可能となってきている。本講演会では、早期治療強化の重要性や膵β細胞機能の維持が示唆された大規模臨床試験などをふまえ、目指すべきHbA1c 値について再考したい。


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