糖尿病への薬剤師の介入

毎月第1火曜日更新

慢性疾患への介入、とりわけ糖尿病患者への介入は、薬局薬剤師にとって積極的に取り組むべき事案のひとつです。外来患者のかかりつけ薬剤師としての役割、在宅医療への取り組みなど、様々な角度から糖尿病患者への介入を行なっている事例を、指導者の立場から、そして現場の立場からに分けてご紹介します。

Vol.9 現場の立場から(8)薬局独自から保健事業としての糖尿病予防教室開催へ

松田 直子 氏

すずらん薬局グループでは1987年の創業当時から地域社会に必要とされる薬局を目指し、早くから薬局独自で健康教室や栄養相談を開催してきました。松田氏は病院勤務時代に日本糖尿病療養指導士の資格を取得し、様々な糖尿病患者を支援する中で「生活習慣を改善して糖尿病の発症を防ぐ一次予防を行いたい」と思うようになり、すずらん薬局への転職を決意しました。松田氏が取り組む糖尿病の一次予防について、詳しくお話をうかがいました。

Vol.8 現場の立場から(7)ICTツールで多職種がタイムラグなく情報共有し在宅患者を支える

八鍬 紘治 氏

日本調剤株式会社 東北支店 在宅医療部の八鍬紘治氏は、一人の糖尿病専門医と出会い、“在宅医療”の世界に飛び込みました。主に糖尿病患者さんの在宅訪問に取り組んでこられ、現在、ICTツールを活用し、主治医、訪問看護師、ケアマネージャー、栄養士らがタイムラグなく情報共有することで、糖尿病重症化予防や合併症予防、減薬など、患者さんのQOL向上につなげています。在宅医療への取り組みを通じて、「薬剤師は医療と介護をつなぐ職種」と語る八鍬氏の介入事例をご紹介します。

Vol.7 現場の立場から(6)患者それぞれの“目的”に寄り添い管理栄養士と連携してサポート

髙木 美保 氏

薬樹薬局飯田橋の髙木美保氏は、2017年に薬局内の薬剤師と管理栄養士がタッグを組み、糖尿病患者等をフォローする「食生活サポートプログラム」を発足させました。薬学的管理と食事両面からの介入により、糖尿病薬の減量や投与中止などの成果につなげています。約100人の患者から「かかりつけ」として信頼される髙木氏の介入事例をご紹介します。

Vol.6 現場の立場から(5)SU・インスリンが処方変更された高齢者を電話でフォローアップ

添田 英男 氏

北海道室蘭市に立地する「なの花薬局室蘭宮の森店」で薬局長を務める添田氏はSU剤、インスリン製剤が処方変更された高齢者をハイリスクと捉え、電話によるフォローアップを続けています。冬になると寒さの厳しい土地柄のため、患者さんに対し開封済みのインスリン製剤の保管に注意を促すなど、日々細やかなケアを行っています。

Vol.5 現場の立場から(4)外来から在宅まで糖尿病患者の薬物療法最適化とQOL向上推進

佐藤 雄一 氏

フロンティア薬局中の島店の佐藤氏は、2017年に始めたパーキンソン病患者の居宅訪問指導を皮切りに、現在は2人の糖尿病患者を含む在宅患者4人を担当しています。在宅医療との関りや、糖尿病の外来ならびに在宅患者へのケアを中心に、具体的な介入事例を伺いました。

Vol.4 現場の立場から(3)「エンパワーメント・アプローチ」の概念を取り入れた患者支援

野村 洋介氏

「糖尿病患者さんには指導ではなく支援が不可欠」と強調するのは、I&H株式会社の野村洋介氏です。「エンパワーメント・アプローチ」の概念と出会い、それを実践してきた経験から、薬剤師は解決策を安易に提示することを厳に慎み、患者さんが自ら考え、決定できるような質問・会話を仕向けることが、薬剤師の仕事と持論を展開します。

Vol.3 現場の立場から(2)お薬手帳への腎機能データの記載と自己血糖測定の指導

廣田 有紀氏

せいら調剤薬局の廣田有紀氏は、病院勤務でのチーム医療と長年糖尿病患者に関わり続けている経験を生かして、様々な介入を進めています。お薬手帳への腎機能データの記載や、自己血糖測定の指導など、一歩踏み込んだ取り組みについてご紹介します。

Vol.2 現場の立場から(1)外来患者の居宅を訪問し血糖コントロール不良の背景を特定

遠藤 俊樹 氏

さくら薬局 登米まいや店では、外来患者の居宅を訪問し、血糖コントロール不良の背景を特定するなど、糖尿病患者さんへの取り組みを積極的に進めています。同薬局の薬剤師である遠藤氏の、現場での介入事例をご紹介します。

Vol.1 指導者の立場から(1)自身が糖尿病だからわかる、薬剤師が介入する意義はとても重要

森 貴幸 氏

ご自身も糖尿病である、株式会社大和調剤センター代表取締役の森貴幸氏が、自身の経験をベースにした糖尿病患者への介入についての取り組みを、指導者の立場から語ります。

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