レミッチ:薬物動態 - 分布(ラット)


ラットにトリチウムで標識したナルフラフィン塩酸塩0.1mg/kg*1,2を経口単回投与した後の全身オートラジオグラム及び組織中放射能濃度を測定したところ、投与後15分に食道、肝臓、消化管及びその内容物に高い放射能の分布が認められた。また、投与後168時間では肝臓、腎臓、甲状腺及び腸内容物に高い放射能の分布が認められた。

経口単回投与後の組織中放射能濃度(ラット)

*1 東レ株式会社資料(承認時評価資料):分布、代謝、排泄の検討
*2 中尾 薫 他:日本薬理学雑誌 135(5): 205, 2010