アバプロ:長期投与試験


本態性高血圧症(軽・中等症)患者165例にイルベサルタン50~200mgを1日1回1年間経口投与したとき、収縮期血圧/拡張期血圧(投与開始前の平均値164.2/98.5mmHg)は投与開始4週後より有意に下降した。投与終了後の収縮期血圧/拡張期血圧の変化量の平均は-28.5/-14.3mmHgであった。

試験デザイン:
非盲検漸増法による国内臨床試験
対象:
本態性高血圧患者165例
方法:
投与前の観察期(2~6週)及びイルベサルタンを投与する治療期(52週)の2期構成とし、観察期では観察期開始前に使用していた降圧薬をすべてウォッシュアウトし、治療期では最初の4週間は100mg/日、4週後以降は50~200mg/日の範囲でイルベサルタンの用量を適宜増減可とした。
評価項目:
血圧下降度、血圧正常化割合、降圧割合、有害事象、臨床検査値、バイタルサイン
安全性:
副作用の発現率は、10.8%(18例)で、死亡例及び重篤な副作用はみられませんでした。長期に投与しても有害事象及び副作用の発現割合が高くなることはありませんでした。

吉永 馨ほか:血圧18(11),1108,2011

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